こんにちは。行政書士鎌倉国際法務事務所の伊藤大智です。本日も私の記事を読んでくれてありがとうございます。今日のテーマは理由書です。永住許可申請の必要書類は皆さんの在留資格ごとに異なります。そんな申請書類の中に理由書というものがあります。ただ、「日本人の配偶者等」や「永住者の配偶者等」をお持ちの場合には理由書は必ず出さなくてはいけない書類ではありません。
しかし、一方で、「日本人の配偶者等」や「永住者の配偶者等」をお持ちの方でも理由書を提出したほうがいいという意見もあります。この記事には理由書の作成は必須であるかについて解説していきます。
理由書は書くべき
たとえ「日本人の配偶者等」や「永住者の配偶者等」の人であっても理由書は出すべきだと私は考えています。特に永住許可申請において不安要素があるならなおさら理由書を書くべきです。
理由書には永住許可を受けたい理由もかきますが、同時に審査おいて不利な状況になった場合のフォローアップもできます。ですので、もし何かフォローアップが必要な事情がある場合には理由書を作成したほうがいいと思います。
また、仮に何も不安要素がないとしても、理由書で永住許可を受けたい理由を書いておいたほうが審査官の心証もいいです。
理由書に書くべき内容
理由書を書いたほうがいいことは説明した通りですが、どんな内容をかけばいいのでしょうか?
私が永住許可申請の依頼を受ける際には次の内容を書くようにしています。
1.これまでの日本での生活状況(仕事、私生活等)
2.現在の状況(職業、私生活を含む)
3.永住許可を受けたい理由
4.今後の人生計画
このような内容で文章にまとめれば、永住許可申請理由書をつくることができると思います。
伊藤大智
経歴
法政大学法学部在学中に行政書士試験に合格。試験合格時に貰った大学からの奨励金を使い、自動車教習所の費用を捻出することに成功する。その後、営業マン、塾講師、警備員などの職業を経て、行政書士鎌倉国際法務事務所を開業、東京出入国在留管理局届出済行政書士として永住許可申請等を多く取り扱う。また、帰化申請を希望する外国人の方のサポートも行っている神奈川県最年少の若手行政書士。
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